海・貝・夕日、そして記憶に残る長さ
石川県志賀町・増穂浦海岸にある「世界一長いベンチ」は、全長460.9m。
1987年に地元住民の手で造られ、1989年にはギネスブックに「世界一長いベンチ」として掲載されました。
現在は世界一の座を譲っていますが、そのスケールとロケーションは今も変わらず、志賀町を代表する観光スポットです 。
ベンチは海岸の高台に沿って設置されており、日本海を見下ろす絶好のロケーション。
目の前には、幸せを呼ぶといわれるさくら貝が打ち寄せる浜辺、そして夕暮れ時には日本海に沈む夕日が空と海を染め上げます。
この場所は「サンセットヒルイン増穂」とも呼ばれ、夕日の名所としても知られています。
ベンチに座って波の音を聞きながら海を眺める、夕日を見つめる、ベンチに沿ってお散歩する——
ここでは、あなた好みの時間を自由に過ごすことができます。
海岸へも降りられるので、浜辺を歩いて貝殻探しを楽しむのもおすすめです。
なお、2023年冬には老朽化のため一時撤去されましたが、2024年5月に再設置され、地域の復興の象徴として新たなスタートを切りました。