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高爪山

たかつめやま

海と空を見渡す、信仰と自然が息づく能登富士

石川県志賀町と輪島市にまたがる「高爪山」は、標高341mの美しい三角錐の山容から、「能登富士」の愛称で親しまれています。
その姿は、海上や麓からもよく見え、古くから信仰の対象や航海の目印として崇敬されてきました。

山頂には、農耕神や漁業の守り神として信仰される高爪神社の奥宮が鎮座。
かつては神仏習合の時代に「金龍山大福寺」として栄え、加賀藩祖・前田利家が十一面観音を安置したことでも知られています。
現在も「能登国三十三番観音霊場」の第26番札所として、多くの参拝者が訪れています。

登山道は整備されており、初心者でも気軽に登れるルートが複数あります。
国道249号線沿いの「大鳥居」からスタートするルートや、「高爪山口」バス停から林道を進むルートなどがあり、林道途中の登山口からはわずか600m弱で山頂に到達できるため、短時間で絶景を楽しめるのも魅力です。

山頂からは、日本海や能登の丘陵地帯を一望でき、春には藤の花が咲き、秋には紅葉が彩るなど、四季折々の自然が楽しめます。
また、周辺には鎌倉時代の懸仏や薬師如来像などの文化財も残されており、歴史と自然が融合したスポットです。


基本情報

高爪山
たかつめやま
住所
石川県羽咋郡志賀町大福寺
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