棚田、山々、集落、そして海
能登の風景が一枚に広がる場所
石川県志賀町笹波地区に広がる「大笹波水田」は、180枚の長方形の棚田が規則正しく並ぶ美しい水田地帯。
その整然とした景観は、昭和40年の土地改良によって生まれたもので、農機具の導入や耕作の効率化を図りながら、今も現役で稲作が行われています。
この棚田は、農林水産省が選定する「日本の棚田百選」にも選ばれており、石川県内では白米の千枚田(輪島市)、奥山田の棚田(津幡町)と並ぶ名所のひとつです。
水田に隣接する展望台からは、棚田と周囲の山々、集落、そして日本海が織りなすパノラマが広がり、能登の自然の雄大さを体感できます。
広大な棚田に囲まれ、都会の喧騒から離れて静寂と開放感を味わえる癒やしの空間としても人気です。