能登半島西部に位置する志賀町は、日本海の荒波が生み出した雄大な景観と、古くから続く歴史文化が息づく町です。本モデルコースでは、江戸時代の庄屋屋敷「天領大庄屋平家」から始まり、能登金剛の象徴「巌門」、能登の旬を味わえる道の駅、増穂浦海岸でのさくら貝拾い、北前船で栄えた福浦港、そして夕日が美しい安部屋の港まで、海と歴史を満喫する贅沢な一日をご提案します。
■モデルコース概要
- スタート地点：金沢駅西口
- 総距離：約130km
- 所要時間：約8時間（移動＋観光）
- おすすめ季節：春～秋（夕日と桜貝が美しい季節）
■スポット詳細と見どころ
🚗金沢駅西口 から車で約1時間10分
①天領大庄屋平家
- 見どころ詳細：江戸時代、幕府直轄地十三カ村を治めた大庄屋の屋敷で、能登の歴史を今に伝える貴重な文化遺産です。約6000坪の広大な敷地には、石川県指定名勝の庭園があり、室町・江戸の様式を融合した枯山水が四季折々の美を演出します。往時の繁栄と庭園美を楽しめる、歴史と自然が調和した能登屈指の名所です。
- おすすめ体験：ガイド付き見学（要お問い合わせ）
- 滞在目安：40分
🚗車で約15分
②巌門（能登金剛）
- 見どころ詳細：能登金剛の象徴ともいえる巨大な岩穴と断崖絶壁。日本海の荒波が削り出した自然の造形美は圧巻。遊覧船に乗れば、海から見上げる巌門の迫力を体験できます。周辺には奇岩群を巡る遊歩道が整備され、四季折々の景観を楽しめます。
- おすすめ体験：春～秋の遊覧船で海上から撮影。
- 滞在目安：40分
🚗車で約10分
③道の駅とぎ海街道（昼食）
- 見どころ詳細：増穂浦海岸そばの人気スポット。店内には地元特産品や海産物が並び、併設のお食事コーナーでは能登の旬を味わえます。施設内には「さくら貝資料館」もあり、貝殻の美しさを鑑賞できます。
- おすすめメニュー：海鮮丼、能登豚のスタミナ丼、甘えびかき揚げバーガー、男爵ソフトクリーム
- 滞在目安：60分
🚗車で約10分
④ 増穂浦海岸（桜貝拾いと36歌仙）
- 見どころ詳細：白砂青松の美しい海岸で、春から秋にかけてピンク色のさくら貝が打ち寄せます。淡いピンクの貝殻は「幸せを呼ぶ貝」として人気で、カップルや家族連れにおすすめ。さらに、ここで拾える小貝の中には、古典和歌に詠まれた貝にちなむ「三十六歌仙貝」があります。江戸時代には宮中への献上品として珍重され、現在も貝拾い体験として観光客に親しまれています。
- おすすめ体験：「三十六歌仙貝コレクション」に挑戦（道の駅でコレクションボックス配布）
- 滞在目安：40分
🚗車で約15分
⑤ 福浦港
- 見どころ詳細：志賀町西端の福浦港は、深い入江に囲まれた天然の良港で、古くは中国・渤海国との交易の窓口、江戸時代には北前船の寄港地として栄えました。港周辺には歴史を物語る文化財が点在し、日本最古級の木造洋式灯台「旧福浦灯台」や航海安全を祈願した「方角石」などが見どころ。静かな港町の風情は、映画『リトル・マエストラ』のロケ地にもなっています。
- おすすめ体験：港町散策と文化財巡り
- 滞在目安：60分
🚗車で約15分
⑥ 安部屋の港（夕日）
- 見どころ詳細：志賀町の隠れた夕日スポットとして知られる安部屋の港は、静かな漁港ならではの落ち着いた雰囲気が魅力。夕暮れ時になると、日本海に沈む夕日が海面を黄金色に染め、漁船のシルエットとともに幻想的な景観を生み出します。観光地化されていないため、人混みが少なく、ゆったりとした時間を過ごせるのもポイント。潮風を感じながら、能登の一日の終わりを静かに楽しめます。
- おすすめ体験：港の防波堤から夕日を撮影
- 滞在目安：30分
■まとめ
能登半島の歴史と文化を満喫するなら、「今いける能登」志賀町へ！
海沿いのドライブで文化と歴史を楽しむ旅を計画しませんか？
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